2016年01月14日

天草の木その3

天草の木材を使用した住宅を紹介します。
今回は,楠(クス)材の部分の一例です。


左上から右下に向かって3本が楠(クス)。宮地岳の山林に自生していたもの(樹齢約90年,長さ約30m)を伐採,2間(約4m)に玉切って搬出。


元玉(一番根元から木取りした部分)の末口(直径)約54cm。


上の写真の原木が階段の手摺りや踏み板に生まれ変わりました。


木目(もくめ)が美しいです。

住宅の建材は,杉(スギ)や桧(ヒノキ)などの針葉樹が中心ですが,楠(クス)などの広葉樹もアクセント的に取り入れることで,従来の家とはまた違った空間が楽しめます。


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