2018年01月12日
島原のお天気情報

所用で島原市まで行ってきました。(昨日です)
フェリーは欠航しませんでしたが,風のため揺れました。(写真は口之津港の様子)

雪は降っていましたが,天草のように積もってはおらず,少し拍子抜けしました。(写真は島原城周辺)

雲仙岳が雪や風を止めるためでしょうか,市内はあまり寒く感じませんでした。
そういえば,昔,プロ野球の西鉄ライオンズが島原でキャンプをはっていたそうです。
一時期は韓国のプロ球団も来ていました。
やっぱり,温暖(ぬっか)とでしょうね。
2017年11月22日
薪ストーブ点火
最近冷え込んできましたので,昨晩が今シーズン初めての点火日となりました。
クルマと同じく,慣らし運転から始めます。
これから,暖かくなる3月くらいまでお世話になります。
comment:(4) category:薪ストーブcategory:不動産
2017年10月23日
久々の投稿
約7ヶ月振りの投稿となりました。
この間,慣れない土木工事を経験し,熱中症になりながら,何とか土地の造成工事が完了しました。
台風一過の今日,今回造成した土地をお買いくださった方の新築工事がスタートしました。
見晴らしと日当たりの良いこの場所に,素晴らしい家が完成するよう願っております。
2016年06月21日
ひどかですね・・・
6月から益城町へ震災の被害調査に出向いております。
全国の自治体から派遣された職員の方2名と我々土地家屋調査士(私のもう一つの職業です)1名がチームを組んで,
家屋の被害状況(小規模半壊~全壊など)の調査を行うものです。
今回の地震被害の凄さを目の前にして声も出ない程ショックを受けたり,住民の方から震災当時の聞き取り調査をして
思わずもらい泣きしたりしながら調査を続けております。
我々の調査が一日も早く完了することで罹災証明が発行され,住民の方が復興に向けたスタートが切れると信じ,全力
で震災に立ち向かっていこうと思っています。
comment:(0) category:その他category:不動産
2016年03月08日
天草の木その4
天草の木材を使用した住宅を紹介します。
今回は,床柱の材の一例です。
当社所有の山林に自生していた木です。かなりねじれた変形木(へんけいぼく)です。
木の種類を調べてみると,熊野水木(くまのみずき)であることがわかりました。 ※多分・・・
普段聞き慣れない,また,天草の山にもあまり見かけない木です。
皮を剥いで丁寧に磨き,充分乾燥させた後,上の写真の住宅の床柱として収まりました。
2016年01月20日
雪の足跡
今日の新和町大宮地平家城山の山頂です。
「 雪の朝 二の字二の字の 下駄の跡 」ならぬ,「いのしし二頭分」の足跡がありました。
この雪の中,彼らも必死にえさを探しているのでしょう。
「いのしし」に負けじと,雪をかき分けながら測量を行いましたが,あまりさばけませんでした。
今週末も雪の予報が出ていますが,もう勘弁して欲しいものです。
2016年01月19日
吹雪でした
新和町大宮地の平家城山の山頂です。標高約317メートル。
麓(ふもと)はみぞれがパラパラでしたので大丈夫だろうと思いつつ登ってみると,中腹付近から粉雪に変わり,山頂は吹雪となりました。
南国天草とはいえ,さすがに標高の高い場所は雪がすごかですね。
積雪約15cm。帰路のことも考え,本日の作業はやむなく中止としました。
2016年01月18日
泥壁
最近は泥壁の家を見かけなくなりました。
泥壁には,赤土に藁(わら)をまぜ充分に発酵させ(ねまらせ)たものを使用します。
竹小舞をえつり中
竹小舞完成
作業員総出で一気に塗り上げ
外部は漆喰で仕上げ
内部も漆喰で統一,左官職人の技が光ります。
泥壁には,「あたたまりにくく冷めにくい」蓄熱・蓄冷効果や,湿度をコントロールする調湿効果があり,
冬あたたかく夏すずしい暮らしをつくります。
時間と手間がかかる品物ですが,自然素材を生かした家づくり,いかがでしょうか。
2016年01月14日
天草の木その3
天草の木材を使用した住宅を紹介します。
今回は,楠(クス)材の部分の一例です。

左上から右下に向かって3本が楠(クス)。宮地岳の山林に自生していたもの(樹齢約90年,長さ約30m)を伐採,2間(約4m)に玉切って搬出。

元玉(一番根元から木取りした部分)の末口(直径)約54cm。

上の写真の原木が階段の手摺りや踏み板に生まれ変わりました。

木目(もくめ)が美しいです。
住宅の建材は,杉(スギ)や桧(ヒノキ)などの針葉樹が中心ですが,楠(クス)などの広葉樹もアクセント的に取り入れることで,従来の家とはまた違った空間が楽しめます。
今回は,楠(クス)材の部分の一例です。
左上から右下に向かって3本が楠(クス)。宮地岳の山林に自生していたもの(樹齢約90年,長さ約30m)を伐採,2間(約4m)に玉切って搬出。
元玉(一番根元から木取りした部分)の末口(直径)約54cm。
上の写真の原木が階段の手摺りや踏み板に生まれ変わりました。
木目(もくめ)が美しいです。
住宅の建材は,杉(スギ)や桧(ヒノキ)などの針葉樹が中心ですが,楠(クス)などの広葉樹もアクセント的に取り入れることで,従来の家とはまた違った空間が楽しめます。
2016年01月08日
天草の木その2
天草の木材を使用した住宅を紹介します。
今回は,桧(ヒノキ)材の部分の一例です。

本柱(ほんばしら): 7寸(約21cm)角の大黒柱です。家の中心部にあり,梁(はり)や桁(けた),胴差(どうざし)などの横架材を支えます。節(ふし)の少ないきれいな材が取れました。

縁甲板(えんこいた): 4寸(約12cm)幅×5分(約1.5cm)厚のフローリングです。玄関から続く縁側に無節(むぶし)を張ってあります。

これも桧(ヒノキ)のフローリングです。節(ふし)ありですが,木の表情を楽しめ,個人的にはこちらの方が好きです。

外部板(がいぶいた): 5寸(約15cm)幅×5分(約1.5cm)厚です。外回りのため塗装してあります。

軒天板(のきてんいた): 3,5寸(約10.5cm)幅×4分(約1.2cm)厚です。これも塗装してあります。
この他,主なところでは基礎部分の土台(どだい)に桧(ヒノキ)を使用しています。
天草の木は,自生している山の土壌が痩せているため成長が遅く,その分目が詰まり艶(つや)があり,確かな強度を持っています。
これは大工さんから聞いた話ですが,天草の木か他所の木かの違いは,鑿(のみ)を入れた時の木の固さですぐに分かるそうです。
天草の人が家を造る際,他所の地域の木でなく,地元の木をもっと活用していただければと願っています。
今回は,桧(ヒノキ)材の部分の一例です。
本柱(ほんばしら): 7寸(約21cm)角の大黒柱です。家の中心部にあり,梁(はり)や桁(けた),胴差(どうざし)などの横架材を支えます。節(ふし)の少ないきれいな材が取れました。
縁甲板(えんこいた): 4寸(約12cm)幅×5分(約1.5cm)厚のフローリングです。玄関から続く縁側に無節(むぶし)を張ってあります。
これも桧(ヒノキ)のフローリングです。節(ふし)ありですが,木の表情を楽しめ,個人的にはこちらの方が好きです。
外部板(がいぶいた): 5寸(約15cm)幅×5分(約1.5cm)厚です。外回りのため塗装してあります。
軒天板(のきてんいた): 3,5寸(約10.5cm)幅×4分(約1.2cm)厚です。これも塗装してあります。
この他,主なところでは基礎部分の土台(どだい)に桧(ヒノキ)を使用しています。
天草の木は,自生している山の土壌が痩せているため成長が遅く,その分目が詰まり艶(つや)があり,確かな強度を持っています。
これは大工さんから聞いた話ですが,天草の木か他所の木かの違いは,鑿(のみ)を入れた時の木の固さですぐに分かるそうです。
天草の人が家を造る際,他所の地域の木でなく,地元の木をもっと活用していただければと願っています。